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理事長挨拶

皆さま、当ホームページをご訪問いただき、まことにありがとうございます。

松阪国際交流協会は、1992年8月に設立いたしました。以来、皆さま方のご協力のおかげで、ホームステイ受け入れやリンカーン訪問旅行、また語学講座、シンポジウムの開催など、数々の事業を行ってまいりました。

その後、我々を取り巻く環境は大きく変化し、設立当初、千人未満だった松阪市の外国人住民の方も、今や約五千三百人に達し、またその国籍も、フィリピン・ベトナム・中国・タイ・ミャンマー・韓国などのアジア諸国、ブラジルを中心とした南米各国など、まさに多国籍化しております。

当協会は、当初は英語圏の皆さまとの交流を主体とした活動を展開してまいりましたが、その後大きく方針を転換し、松阪在住のさまざまな外国の人々の生活を支援する方向へと舵を取ってきました。現在は、「日本語指導ボランティア」の養成・支援を柱としています。殊に、外国人児童・生徒の日本語初期適応を支援する「いっぽ」教室には、市の教育委員会の皆さまに混じって、当協会よりボランティアスタッフが参加し、その熱心な指導によって、たいへん大きな成果を上げてきています。

今後は、さらにボランティアスタッフによる「いっぽ」教室修了生への支援、日本語指導者養成講座の開催、そして、外国人住民の方への支援および国際交流諸団体への協力なども必要に応じて行なっていければと考えております。今後ともどうか当協会の活動にご理解ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

 さて、2021年5月、コロナ禍のため書面総会にて、理事長が交代いたしました。 

当協会の設立以来、長年にわたってご活躍いただきました、古市 仁 理事長が勇退され、後任として私が着任いたしました。

今後とも皆さま方の変わらぬご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
                        松阪国際交流協会 理事長 中瀬 直樹

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