いっぽ教室および修了生支援
2025.1.10 修了生用トートバッグ寄贈
2024.11.26 日本語指導法講座参加
2024.11.15 いっぽ教室スタッフ懇親会実施
いっぽ教室
いっぽ教室について: https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/jinken/ipponaiyou.html
ボランティア募集:
「いっぽ」日本語指導ボランティア募集 - ボランティア募集 - お肉のまち 松阪市公式ホームページ (city.matsusaka.mie.jp)
ボランティアスタッフについて
いっぽ教室の児童生徒は?: 2024年9月4日現在、19名の児童生徒がいっぽ教室で学習しています。出身国は、フィリピン、中国です。現地の年度の関係で、9月から急増し、現在は生徒数の上限いっぱいとなっています。
ボランティア不足とは?: これらの児童生徒の指導を、松阪市指導員数名とボランティア数名とで行っています。基本はマンツーマンの指導ですが、ボランティアが足りない場合は、一人で二人の児童生徒を指導する場合もあります。1:2となると学習の密度が異なり、進捗も低下します。児童生徒にはできるだけ速やかにいっぽ教室での学習課程を修了し、所属する学校での学習に専念させたいと考えています。そのためには、できるだけ多くのボランティアに来ていただき、1:1の指導としたいところですが、ボランティアのみなさんもそれぞれに事情がありますので、頻繁にいっぽへ来ていただくことは難しいです。
改善策は?: 改善策は、ボランティアの母数を増やすことだと考えています。松阪市教育委員会のスタッフとともに、新規ボランティアの募集を各方面に働きかけています。みなさんのご家族、友人、知人、職場のみなさんなどに、ぜひいっぽ教室およびボランティアをご紹介ください。
教室の様子は?: 現在、ボランティアは、20名程度の方が継続的に来ていただいています。年齢層は20代から80代と幅広いです。ほとんどが児童生徒の学習を指導するという経験の全くない方々です。ボランティアを始めた当初は、みなさん、戸惑うことも多々あるようですが、だんだんに慣れてくると、子どもたちとの時間を楽しまれるようになっているようです。
その様子は、次の「ボランティアの声」をご覧ください。これらの「ボランティアの声」が、いっぽ教室に興味を持たれた方々の背中を押すことを願っています。
「ボランティアの声」 募集中!
ボランティアの声 その1
2024.9.25 追加
ボランティアを始めた頃は教え方に戸惑い続けられるかどうか悩んだこともありましたが、先生方の「いつでも、何でも聞いてね」の言葉に助けられ今日まで来ました。
今ではいっぽに入ったばかりの不安そうな顔の子が教室の皆と仲良くなって笑顔を見せてくれるようになり、日本語の学習も進み、修了式で胸を張って修了証を受け取るのを見るとボランティアを続けて良かったと思っています。(70代 女性)
授業の始めは、生徒と私、お互い少し緊張していますが、勉強を進めるうちに、生徒の笑顔を見ることができるようになるとうれしくなります。授業の終わりに『You are a good teacher.』と言われた時には本当に驚きました。生徒達のハツラツとした様子、いきいきと希望を持っている様子からは元気をもらいます。自分に良い刺激を与えるためにも、いっぽは大切な時間だと思っています。(60代女性)
成長を間近で見られるのは嬉しいことです💗 (50代女性)
私は今年81歳になりました。皆さんの迷惑にならないか、爺さんに教わる生徒諸君に失礼にならないかと思いながらも、週1、2回教室に顔を覗かせています。
ある日こんなことがありました。小6の子に「ある」「ない」を指導していた時です。「本がある」「鉛筆がない」など、いくつかの例を出し合いながら和やかに授業は進み、彼女はよく理解できたようです。その彼女が突然「先生ない」「わたしある」と言い出しました。「先生ない」「わたしある」真面目な顔をして三度「先生ない」「わたしある」と。え? 「私になくて6年生の子にあるもの??」彼女は私の顏を見て、そして私の頭を見て嬉しそうに笑みを浮かべながら「先生ない」「わたしある」
ム!ム!ム!...お主なかなかやるな~!(80代男性)
翌日修了する生徒に休み時間に、『修了おめでとう。でも明日、先生は来られないんだ。』と言うと、『OK』との返事でしたが、帰りの会が終わったあと、私のところへ『先生、ありがとうございました。』とわざわざ言いに来てくれたので、とてもうれしかったです。(70代男性)
ボランティアの声 その2
2024.7-8 久保中 夏休み学習日にいっぽボランティア参加
今回の結果も踏まえて、今後の修了生支援について、検討・計画してゆきたいと思います 。
ご協力いただいた、久保中学校国際部担当の先生、ありがとうございました。
夏休み学習日に参加したいっぽボランティアの声
学習会支援に参加していただいたボランティアのみなさんから、感想・要望などたくさんの声が寄せられました。そのほんの一部を紹介します。
これらの貴重なご意見を、今後の活動に活かしていきたいと思います。
まず、「今回のボランティアによる支援は、生徒たちにとって有益だったか」という点については、「難しい言葉の説明などができて、少しは教科の理解に役に立ったと思う。」「夏休みの宿題が自力では解くことのできないものだったので、補助と励ましは、有益だったと思う。」「マンツーマンで教えるので、どこがわからないのか直接聞けるので効率がよいと思う。」「作文など難しい課題ではいろいろアドバイスをもらえて、よかったのではないでしょうか 。」などがありました。
次に、ボランティアとして、参加してよかったかということについては、「中学生が学校でもすごくがんばっていて感心した。 」「子どもたちのがんばりに心が洗われます。」「若い人と接する事ができ、とても刺激になりました。」「素直な子どもたちで、とても楽しかった。」「いっぽで小学2年生の漢字を覚えた程度で、中学の教科を勉強しているのがすごいです。尊敬します。」などがありました。
さらに、またこのような機会があれば、参加したいかという点については、「刺激を受け、もっと交流を深めたいと思いました。 」「この活動をつみ重ねていけるようにしたい。」「いっぽを巣立った生徒に会う機会はなかなかないですから、嬉しい再会です。」などがありました。
さいごに、困ったこと・今後への要望としては、「内容が難しく生徒に教えることが出来なくて困った。」「どういう教科内容にとりくむのかわからないので、事前に情報があればありがたいなと思います。」「先生からボランティアに『こんな風に...』と一言でも説明いただけると、勉強の進め方のヒントが得られるのではないかなあと思う。」「修了生で勉強についていけない子や塾に行く余裕のない子が補習を受ける場があればいいなと思いました。」などがありました。
みなさん、ありがとうございました。